多様性が尊重される一方で、
孤独と個人主義に陥りがちな現代社会。

人はひとりでは脆く儚い糸にすぎません。
しかし横の糸でつながることで、人生は鮮やかな織物となります。

本作は、そんな「横の糸」を探し続ける二人の20代女性の物語。

主人公は25歳のヨガインストラクター・美咲。
心とカラダのつながりをヨガで体感してきた彼女は、



不倫という歪んだ関係に溺れていきます。

「カラダを交わしているのだから好きなはず」



そんな罠に囚われ、自らの心を壊していく。
その姿はSNS時代の承認欲求とも重なります。

美咲のルームメイトはダンス講師の七海。25歳。
幼い頃、不倫の末に家族を捨てられた七海は、母の死を機に父を探し始めます。

恨みと愛情、断罪と赦しが交錯する親子の対峙。
二人の“人とつながりたい”という願いの裏に潜む寂しさや痛みを、



現代的な視点で鮮やかに描き出す本作は、



若い女性ふたりの視点から、倫理観・家族・孤独・赦しといった



普遍的なテーマを通じて問われる作品です。

あなたにとっての「つながり」とは何ですか?

美咲と七海はルームメイト。
幼い頃に母を亡くした美咲と、幼い頃に父が不倫の末に出て行った七海は、



シングルペアレント育ちとして共感し合い、寄り添うように暮らしていた。

ところが、ふとしたきっかけと巡り合わせで、美咲は不倫の渦に呑み込まれる。
周囲との軋轢により孤立化した美咲は、不倫関係に依存するあまり心が押し潰されていく。

一方の七海は家族を捨てた父が働く店に娘であることを隠して入店。
憎しみだけではない複雑な感情が渦巻き、日常が揺らいでいく。

不器用ながらも懸命に人とのつながりを紡ごうとする美咲と七海だったが、



少しずつ二人の運命は複雑に絡まっていく。

塩田 みう
[高山 美咲役]

野元 空
[秋山 七海役]

金山 一彦
[高山 武役]

木本 武宏
[木山 公平役]

松村 遼
[宮島 大輔役]

笈川 健太
[松原 健太役]

根木 冬馬
[大倉 翔役]

兼田 利明
[渡辺 祐介役]

大網 亜矢乃
[宮島 香奈役]

今谷 フトシ
[玉木 源太役]

大岩 秀美
[ナナ役]

野村 侑加
[宮島 さや役]

湯本亜美
[七海母役]

(特別出演)

西尾まう
[高山 真由役]

(特別出演)

監督・脚本

鈴木 慎太郎

1997年より劇団「東京シアターカンパニー」で舞台制作や演出に携わり、舞台芸術の経験を積む。 2006年に拠点を静岡へ移し、映像制作会社「フリーライディング」を設立。
プロモーション戦略やトレンド創出のノウハウを活かし、TV・CM・プロモーション映像・MVなど多彩な映像作品を手がける。
映画『野生のなまはげ』では製作総指揮を務め、2025年公開予定の『今を紡ぐ明日』では、15年ぶりに映画監督として新たな創作に挑む。

Art Direction

YORKE. / ヨーク

音楽

松野恭平

お問い合わせ:info@imawotsumuguasu.com

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